アシナガバチに扉を占領されました。

こんにちは。矢野バラ園です。

ハウスには沢山の虫たちがいます。

バラさんに対しての益虫もいれば、害虫もいます。そして、作業する人に対しても同様です。

この夏は、ハウスの扉部分を蜂に占領されてしまいました!

怖いですね。沢山います。

アシナガバチは、比較的おとなしいハチです。 しかし、巣に近づいたり人間が威嚇すると攻撃をしてきます。 毒性は、種類によってはかなり強く、スズメバチと同様にアナフィラキシーショックを発生させることがあるそうです。

見かけた際は、動画のように、刺激しないようにして下さいね(笑)

暗渠(あんきょ)のおかげで水は引きました。モグラさん何処へ?

こんにちは。矢野バラ園です。

先日までの雨が止み、ハウスの水も引いてくれました。もう大変な冠水でしたね。

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同じような被害が出た所も多いのではないでしょうか。

さて、そんな水害があった当園のハウスですが、雨が止んだ次の日には平穏を取り戻しています。

理由は暗渠(あんきょ)です。

当園のハウス内は、各ベッドの下(地下60センチメートルほど)に暗渠パイプ(コルゲート管)が埋め込まれています。通常は、余分な水を流して根腐れを防いでくれたり、根圏への酸素供給をしてくれる優れものです。

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また、今回の様な冠水状況では、溜まった水の引きが良くなる効果もあります。今回の冠水時は、この暗渠から水が吹き出ていましたので、地中の水は暗渠内に流れ込んで、低い方から排水されたのだと思われます。

地中に埋まっており、普段は見えない暗渠。しかし、いざとなったら頼りになる凄いシステムです!ご興味が有りましたら、当園にいらっしゃった際にぜひ覗いていってくださいね!

そして、気になることが1つ。

冠水時は、モグラさんの穴から水が吹き出ていました!

モグラさんたちは逃げることができたのでしょうか?

当園のモグラさんは、土を掘って柔らかくしてくれる良いヤツです(バラの齧ったり、ミミズを食べたりもしてるかもしれませんが笑)。同じハウスに生きるものとして、安否が気になります。

無事だといいですね(でもバラの根は食べないでね)。

栽培の一手間。虫害対策の前に水洗いをします。

こんにちは。矢野バラ園です。

梅雨に入り、陽の光が恋しい時期になりましたね。皆さんのお洗濯物は乾いていますでしょうか?

ハウスの中も蒸し蒸しします。病気や虫害が出やすい時期です。

念入りな対策が必要ですね。

さて、当園では、薬剤散布の前に一手間加えています。

この時期に多いのはダニですね。薬剤散布の前に、丁寧に葉を水洗いします。水には少量の中性洗剤を加えているので、水は弾かれずに虫や植物を洗い流します。

この水洗いで直接虫をやっつけることはできませんが、この操作の後に薬剤を散布する事で、通常よりも効果が高まります。

すでに水に濡れているために薬剤が行き渡りやすくなるためだと考えられます。

さて、この日は虫害対策だけでなく、自家製堆肥のマルチも実施。

やはり、当園のバラ作りの基本の「キ」は土作りですので、通年で欠かせない作業です。

通常なら痩せて休耕期間を設ける露地栽培ですが、様々な対策のおかげで当園では年中お花が咲いています。また、土が良いと、できるお花も良いのがこれまでの栽培でわかっています。

花持ちの良い当園の薔薇は、自家製堆肥のマルチなどの積み重ねと、今回の虫害対策の様な臨機応変な管理で作られているのです!

梅雨でお外に出かけられない今の時期、お部屋を明るくするバラは如何でしょうか?

お電話お待ちしております!

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