自家製堆肥の切り返し。

こんにちは。矢野バラ園です。

毎日暑いですね!

2016-07-31 セミ

外でセミが煩いぐらい鳴いています。

 

さて、自家製堆肥の切り返しを行いました。

(堆肥の作り方はこちら→自家製堆肥

2016-07-31 堆肥1

こちらが自家製堆肥の山。市内の環境整備で刈り取られた雑草が、主な材料です。

2016-07-31 堆肥2

発酵中の堆肥に温度計を挿すと…

2016-07-31 堆肥3

70度まで上昇していました!かなり暑いですね!

以前、娘の自由研究で卵を埋めたところ、ゆで卵になりました(笑)。それほど発酵熱は凄いです。いい堆肥に変わるための必要な反応です。どんどん発行してもらいましょう。

2016-07-31 堆肥4

よく「雑草の種が残って、施肥した所に雑草が増えないか?」と質問されます。たしかに、雑草の種は混じっていると思いますが、70度まで上昇した発酵熱で、種は失活します。堆肥も切り返しを数回行いますので、まんべんなく熱が加わり、残留した種はほぼ発芽しません。

暑い夏は発酵を進める良い時期です。

どんどん発酵してもらって、良い堆肥に変わってもらいましょう!

プレゼント・暑中見舞いの贈り物

こんにちは。矢野バラ園です。

たくさんのご注文をいただきましたので、怒涛のご紹介記事にしたいと思います!

いきますよ〜!

2016-07-23 誕生日プレゼント

こちらのアレンジメントは息子さんのお誕生日のプレゼントにと、ご注文いただきました。

宮崎市内へ発送致しました。おめでとうございます!

 

2016-07-25 踊りお祝い

2016-07-25踊りお祝い

上2つのアレンジメントは、踊りの発表会の贈り物です。

どんな踊りでしょうか?気になります。良い演舞が出来ましたでしょうか?

 

2016-07-25暑中見舞い

こちらの青バラの花束は暑中見舞いの贈り物です。みため涼しくて、暑中見舞いにぴったりです。

名古屋へと発送致しました。

 

2016-07-25結婚祝い

最後は結婚祝いのプレゼントです。新潟へとお送り致しました。

末永くお幸せに。

 

たくさんのご注文ありがとうございました!

 

ジャンボタニシの恐怖。農薬の力。

こんにちは。矢野バラ園です。

今年も米を作っています。

(参照記事:田植え2016 田植え編

無事に田植えを終え、たっぷりの水を引き入れ、元気に育っている苗でしたが…田んぼには恐怖が迫っていました。

 

恐怖の原因は下の写真に写っています。
2016-07-23 ジャンボタニシ2

真ん中に写っている巻き貝、そう「ジャンボタニシ」です。ジャンボタニシは苗の柔らかい組織を食べてしまいます。

2016-07-23 ジャンボタニシ

こちらはジャンボタニシの卵。ピンク色の綺麗な色をしていますが、被害の元凶です。

ジャンボタニシは田植えをした直後の苗の様な柔らかい茎や葉を食べてしまいます。ある程度成長し、組織が固くなったイネは影響を受けにくくなります。

 

周りの田んぼも含め、被害状況はなかなか深刻です。

2016-07-23 ジャンボタニシ4

写真手前は水口です。水口付近の被害がでかいですね。新鮮な水は、ジャンボタニシにとっても重要なのでしょう。
2016-07-23 ジャンボタニシ3

手前の田んぼでは、ところどころ抜ける様に被害がありますね。奥の田んぼは深刻で、半分ほどがやられています。

2016-07-23 ジャンボタニシ5

左奥の田んぼは知り合いの方の田んぼです。田植えをする前の様に見えますが、田植え後です。全滅と言っていいでしょう。

 

このようなことが起こるのは農薬を使わない「有機栽培」を行っているからです。

農産物の生産において、いかに「農薬」が必要であるかわかります。みなさんの食卓に並ぶ見た目が綺麗な野菜たちは、農家の方々が病害虫に苦戦しながら適切な農薬濃度で管理してくれた賜物なのですね。農薬濃度が基準値より高いと出荷できませんし、農薬濃度が低いと病害虫にやられてしまいます。非常に難しいバランスをとりながら、農家さん達は作物を作っています。

確かに農薬は体にいいものではありませんが、日本の残留農薬の基準値は非常に厳しく設定されており、人体への影響はほとんど無いと言われています。調理の前に洗う・さらす・下茹でするなどで、人体に入る農薬をほぼ除去することもできます。

日本の農作物生産において、農薬を使わない「有機栽培」が良くてそれ以外が悪いなんてことはありません。作物生産における農薬の役割を理解して、適切な扱いを行えば、日本ほどおいしい野菜を安く安全に食べられる国は無いでしょう。

野菜を作ってくれている農家さんの苦悩を噛みしめて、今日も美味しい野菜を食べようと思います!

ありがとう、日本の農家さん。