こんにちは。矢野バラ園です。
当園では通年、納豆菌米ぬかぼかしを作っています。
納豆菌米ぬかぼかしは発酵工程があり、発酵のスタートには熱を加えてあげる必要があります。
夏場であれば外気温が高いため、保温するだけで発酵が始まりますが、気温の低い冬期は発酵をスタートするために工夫が必要になります。
工夫①つめは、桶を重ねて二重構造で断熱と保温効果を高めています。魔法瓶と同じ考え方ですね。桶と桶の間を真空にすることはできませんが(笑)
工夫②は、湯たんぽの活用です。当園ではペットボトルにお湯を入れて、納豆を混ぜた米ぬかに埋めます。
納豆菌は高温耐性菌ですので、少し熱いお湯でも大丈夫ですよ。ペットボトルが変形しない程度のお湯です。
最後に、空気の通る物で蓋をします。保温のために2重にしたほうが良いかもしれません。
納豆菌米ぬかぼかしは、一度発酵が始まると、発酵熱が放出され、その熱でさらに発酵が進みます。発酵開始の温度だけ助けてやれば、あとは定期的な撹拌を行うだけです。
追記:発酵開始から2日目の温度
発酵開始から2日経過しました。現在の温度は54℃です。順調に発酵してますね!米ぬかがどんどん分解されます!
コメント
沸騰した湯を湯たんぽに入れ一週間温めてます大丈夫でしょうか
コメントありがとうございます。
返信が遅れてしまい、もうしわけございません。
湯たんぽを入れたあと、数日にわたって温度が高いようでしたら、順調に発酵しています。
1日で温度が下がるようでしたら、発酵が連鎖できていませんね。
その場合は、断熱して、保温してあげてください。