納豆菌米糠ぼかし

こんにちは。矢野バラ園です。

当園で肥料(兼 土壌改良材)として用いている米糠ぼかしには、納豆を用いて一工夫しています。

納豆菌で米糠を発酵させることで、米糠の栄養分の塊を分解し、植物が吸収しやすい効果的な肥料となります。

また、植物だけでなく土壌に住む微生物の栄養分となり、栽培土壌の改良に貢献します。

サイトの「栽培法」メニューに納豆菌米糠ぼかしの詳細な「作り方」と「発酵の様子」を載せています。

興味のある方は、ぜひご覧ください!

ここでは、簡単な作り方と発酵の様子をご紹介します。

IMG_2650 “納豆菌米糠ぼかし” の続きを読む

堆肥材料が搬入!

こんにちは、矢野バラ園です。

梅雨明けて、いよいよ夏らしい天気になってきました。

バラさん達も光合成日和です。

 

さて、当園では刈り取られた雑草を材料として堆肥を作り、使用しています。

今回は数トンの材料が搬入されました!

IMG_2123 IMG_2121

 

今回は大量ですので、重機を使って材料の移動を行いました。

バラさんにとって美味しい堆肥を作りますよ!

 

【動画】土壌の鍼治療

土壌の鍼治療を定期的に行っています。

使う道具はこちら。

IMG_0132

通常のものより長いドリルを付けた、電動ドリルを使います。

IMG_0133

先端は2種類あって、太いものを細いものを使い分けます。

これをバラを栽培するハウスの土壌に打ち込んでいきます。

土壌針の説明土壌鍼治療の効果は、いくつかあります。

土壌への水の吸収がよくなり、水の流れとともに養分の土壌への吸収も良くなります。

さらにバラの根や、地下で活動する微生物や小動物が必要とす酸素の供給も行えます。

 

今回は、使用風景を動画に収めてみました!

まずは細いドリルを使っているところです。約50 cm間隔で打ち込んでいきます。

次に太いドリルを使っているところです。これは中々の重労働です。

太いドリルは細いドリルよりも間隔を開けて、1 m間隔で打ち込みます。バラの根を痛めないようにする配慮です。

最後はドリルを打つ人の視点です。太いドリルは深くなるほど重くなるため、中々の重労働です(笑)。

当園ではこの様な鍼治療を行って、バラの健康を保っています。