土壌の針治療とは?
土壌の水はけや通気を良くする一手間を加えています。
それが「土壌の鍼治療」です。
使う道具はこちら。
通常のものより長いドリルを付けた、電動ドリルを使います。
先端は2種類あって、太いものを細いものを使い分けます。
これをバラを栽培するハウスの土壌に打ち込んでいきます。
鍼治療の効果
土壌鍼治療の効果は、いくつかあります。土壌への水の吸収がよくなり、水の流れとともに養分の土壌への吸収も良くなります。さらにバラの根や、地下で活動する微生物や小動物が必要とす酸素の供給も行えます。
実際の使用法
使用しているところを動画に収めてみました。
まずは細いドリルを使っているところです。約50 cm間隔で打ち込んでいきます。
次に太いドリルを使っているところです。これは中々の重労働です。
太いドリルは細いドリルよりも間隔を開けて、1 m間隔で打ち込みます。バラの根を痛めないようにする配慮です。
最後はドリルを打つ人の視点です。太いドリルは深くなるほど重くなるため、中々の重労働です(笑)。
当園ではこの様な鍼治療を行って、バラの健康を保っています。